仏教は、約2500年前のインドの王子であるゴータマ・シッダールタ(ブッダ)の教えが、仏教として世界に広まりました。
仏教を信仰する人の数は、日本をふくむアジアの国々を中心に約4億人といわれています。
この記事では、仏教に関する行事をご紹介します!
好きな箇所から読んでみてください。
タップできる目次
ソンクラーン(びしょぬれで迎える新年)

ソンクラーンは、仏像には水をかけるとともにたくさんの花を備えるお祭りです。
お祭りは、お寺にお参りをして仏像に聖なる水をかけてきよめてから、目上の人に銀の器に入れた水をそっとかけます。
午後には、町中でだれかれかまわず水のかけあい合戦をして、新年を祝います。

エサラ・ペラヘラ祭(ブッダの歯を背おった、ゾウたちのパレード)

スリランカの暦のエサラ月に、ブッダの歯(複製)を入れた黄金の小箱を背中に乗せて町中をパレードする行事が行われます。
100頭以上ものゾウが、刺繍やビーズなどで飾りつけた綺麗な衣装を着けることが風習となっています。
ヴェサック祭(ブッダの一生をあらわす祭り)

スリランカでは、5月の満月の日にブッタの一生を表す祭りが行われます。
大きな道路には、食べ物や飲み物がおかれ、誰にでもごちそうが振る舞われます。
なぜ、ごちそうが誰にも振る舞われる理由は「人に親切にすると、それが自分に返ってくると信じられているから」だということわざが由縁らしいです。

タートルアン祭(国中のお坊さんが集合)

ラオスでは、11月の満月の日に国中のお坊さんが集合する行事が存在します。
「大きい仏塔」を意味するタートルアンというお寺には、大勢のお坊さんが集まり一斉にお経を読み上げて、祈りを捧げます。
この行事のために全国から集まったお坊さんを皆でもてなします。

まとめ

さいごに仏教に関する行事についてまとめました。
- 水の掛け合いを行い新年を祝う、ソンクラーンはタイで行われている。
- スリランカでは、ブッタの歯を背負ったゾウたちのパレード(エサラ・ペラヘラ祭)が行われている。
- スリランカでは、5月の満月の日にブッタの一生を表す祭り(ヴェサック祭)が開催されている。
- ラオスでは、国中のお坊さんが集まるタートルアン祭が11月の満月の日に開催されている。
仏教の行事を知ると、視野が広がるね!

ぽん太

maru
さいごまで読んでいただきありがとうございます。