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世界の貨幣の歴史をご紹介!紙幣はいつから発行された?

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世界の貨幣の歴史をご紹介!紙幣はいつから発行された?

貨幣は歴史を語る上で大切な存在です。

社会が複雑になるにつれて、物品を手に入れるための統一された交換手段が必要になってきました。

こうして考案された貨幣は、牛から貴金属へ、そして硬貨や紙幣へと発展していきます。

今日では、クレジットカードや電子取引の普及によって貨幣は目に見えない形でやりとりされることも多いです。

この記事では、

  • 世界の紙幣の年表
  • 紙幣の歴史を紹介

について書いています。

好きな箇所から読んでみてください。

ぽん太

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貨幣や紙幣の歴史って気になるな〜!

世界の貨幣の年表

世界の貨幣の歴史をご紹介!紙幣はいつから発行された?
maru

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ここでは、先史時代の牛を貨幣として扱っている時代から、クレジットカードとデビットカードを扱うまでの年表をまとめました。

貨幣の年表

  • 先史時代
  • 紀元前1200年
    • 貝殻(タカラガイ)
  • 紀元前1000〜500年
    • 武具
  • 紀元前640年〜630年
    • 鋳造貨幣(ちゅうぞうかへい)
  • 紀元前465年〜454年
    • ギリシアの貨幣
  • 紀元前27年〜紀元14年
    • アウグストゥスの金貨
  • 806年〜812年
    • 紙幣
  • 1158年
    • 高品質の硬貨の鋳造
  • 1519年
    • ターラー銀貨
  • 1694年
    • 最初の銀行券
  • 1862年
    • 最初のドル紙幣
  • 1949年
    • クレジットカードとデビットカード

貨幣の歴史ってこんなことがあったんだね!

ぽん太

ぽん太

maru

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これから、詳しく貨幣の歴史について解説していきますね。

先史時代には牛が貨幣として使われていた

牛が貨幣として使われていた画像

世界で最も古い貨幣は、花嫁の持参金といった礼儀的な物や、罰金を支払うために牛などの物品が使われていた。

嫁(入り婿)が結婚の時、実家から持参する金。

少額貨幣には、鶏や羊が用いられることがあった。

紀元前4000年頃から、エジプトとメソポタミアの交易が盛んになると、もっと小さく持ち運びできる貨幣が登場していきます。

タカラガイが貨幣として使われ始めた

紀元前1200年頃タカラガイを貨幣に用いる習慣は、インドの近くにあるモルティヴで始まりました。

次第に太平洋全域に広がりました。

19世紀には、アフリカでも使われていたというよね!

ぽん太

ぽん太

中国では、武具が貨幣として流通した

中国で使われていた武具の画像

中国の春秋戦国時代(前770年〜403年)では、金属製に日用品に紐通し用の穴を開けて貨幣として使っていました。

戦国時代(前403年〜前221年)には、戦国の七雄がそれぞれ青銅貨幣を鋳造するようになりました。

戦国時代に強盛を誇った7つの国。秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の7国を指します。各国はお互いに王を称して、抗争を続けましたが戦国末には西方の秦が他の6国を圧倒しました。

秦の始皇帝(嬴政)が前221年に中華を統一して、貨幣が半両銭に統一されました。

刀幣は、大きさによってお金の価値が決まっていたらしいよ!

ぽん太

ぽん太

世界最古の鋳造貨幣が誕生

紀元前640年〜630年頃、世界最古の鋳造貨幣が小アジア西岸に栄えたリディア王国で「エレクトラム硬貨」が作られました。

貨幣の表面には、獅子または鹿が刻印されていました。

リディア王国は、エーゲ海に面していたことから交易が盛んであり、通過はギリシアやローマへと渡っていきます。

古代ギリシアでは独自貨幣が流通

紀元前465年〜紀元前454年には、ギリシアでほぼ全ての都市国家が独自の貨幣を発行していたことがわかっています。

中でも、アテネ(アテナイ )は経済的に最も発展した都市になり、ラウレイオン銀山を所有して銀貨(基本単位をドラクマという)を発行しました。

コリントスなどの遺跡では、金属貨幣が発見されています。

また、貨幣の表面には、国名が刻まれていて、材料は琥珀金から銀を使っていました。

アウグストゥスのアウレウス金貨

初代ローマ皇帝であるアウグストゥス帝は、硬貨鋳造精度を改革しました。

その内容とは、新しい紙幣の基準となるアウレリウス金貨を発行しましたことです。

そのため、ローマ帝国の時代には価値の高い順に

  • 金貨
  • 銀貨
  • 銅貨

という3種類の硬貨が帝国全土に流通するようになりました。

どの効果にも皇帝の顔が刻印され、プロパガンダ(思想についての宣伝)の役目も果たしました。

maru

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ローマ帝国の最盛期と呼ばれている「パックスロマーナ」については下記の記事で詳しく解説しています。

仁宗帝(806年〜821年)の治世に、世界初の紙幣が誕生

中国では、仁宗帝の治世には、胴が不足したため、世界初となる銀行券が発行されました。

その後、1189年に中国の宗で初めて紙幣が登場します。

紙幣は、額面を大きく設定できる点が硬貨より便利だったため、瞬く間に中国全土に広がります。

ヘンリーのペニー銀貨

1158年、イングランドのヘンリー2世は1ペニー銀貨をもとに高品質の硬貨を鋳造します。

プランタジネット朝初代の王として即位。彼の即位によりフランスとイギリスにまたがる大王国が形成されました。

コインの裏面にある十字架は、コインの周辺が切り取られることを防ぐためだったそうです。

1158年から、100年余りのあいだ使用されました。

ハプスブルク帝国の基準通貨となったターラー銀貨

1519年、ボヘミア地方(現チェコ)のヨアムスタール産の銀で作られた銀貨はスペインおよびオーストラリアのハプスブルク家の通貨となりました。

パプスブルク家が発行した通貨は、栄光ある大英帝国の通貨「ポンド」や世界の基軸通過として用いられる「ドル」の起源となりました。

13世紀初頭から20世紀(1918年)まで、ヨーロッパを牽引した名門貴族です。神聖ローマ帝国とオーストリア王朝の皇帝としてヨーロッパ各地と新大陸に広大な領土を領有しました。

ヨーロッパにおける交易と紙幣

ヨーロッパでは商業上の必要性から、中世以降に紙幣が普及しました。

商人たちは、銀行にお金を預けて約束手形を受け取ります。

この手形がある場合、銀行の支店に行けばどこでもお金を引き出すことができるようになりました。

イタリアやドイツでは、メディチ家やハプスブルク家のような大銀行家が莫大な富を蓄え、ヨーロッパ各国に戦費を貸し付けるまでになりました。

ぽん太

ぽん太

こうして、紙幣が普及されていったんだね!

世界最初の銀行券

イングランドでは、債務が膨らむ一方でした。

1694年、名誉革命後の財政難対策として設立。

イングランド銀行の設立に伴い、銀行券の発行する特権が与えられました。

そのため、預金や貸し付け、商業手形割引、為替などの金融業務も開始され、この変革は「財政革命」と言われました。

小切手を発行するための職業も作られ「金細工師」と呼ばれました。

maru

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イングランド銀行は、イギリス金融経済の中心となっていったね。

最初のドル紙幣

最初のドル紙幣の画像

1862年にアメリカ財務省が国内流通用に初めてドル紙幣を発行しました。

緑のインクで印刷されていることから、「グリーンバック」と呼ばれました。

紙幣の色に緑が使われた理由、

  • 当時緑色のインクが大量に入手できたため
  • この色が化学的物理的変化に強いため
  • 国民が緑という色を強い安定した政府への信頼の印として心理的に認めていたため

上記の3つが挙げられます。

しかし、どうして緑の色の紙幣が作られたかの確たる理由はありません。

クレジットカードとデビットカードの誕生

デビットカードの画像

世界で初めてクレジットカードとデビットカードが誕生したのはアメリカでした。

実業家のマクナマラが、「財布を忘れても食事ができるような世界を作る」と考えて大ナーズクラブを設立。

それから、友人の弁護士と共にクレジットカードを発行しました。

第二次世界大戦後の1950年に誕生して、1980年代には電子キャッシュが登場します。

貨幣(紙幣)に関する歴史をご紹介!

貨幣(紙幣)に関する魯文の画像

古代中国では牛が紙幣に変わって使われていたことに関する論文

古代中国の紙幣の歴史に関する論文

まとめ|貨幣(紙幣)の歴史は先史時代から始まっていた

まとめ|貨幣(紙幣)の歴史は先史時代から始まっていた

さいごに世界の貨幣(紙幣)の歴史についてまとめました。

  • 先史時代では、牛を貨幣として扱っていた。
  • 中国は、秦の始皇帝が貨幣を半両銭に統一するまで様々な貨幣が流通していた
  • 世界最古の鋳造貨幣は、リディア王国で作られた
  • 古代ローマ帝国がきっかけとなり、硬貨が地中海全土に広まった
  • 1189年には、中国で初めて紙幣が作られた
  • ポンドやドルの起源ともなった、ターラー銀貨はハプスブルク家が発行した
  • イングランド銀行は、世界最初の銀行券を発行した
  • 最初のドル紙幣は、緑色のインクで印刷されていた
  • クレジットカードとデビットカードはアメリカで作られた

世界の貨幣(紙幣)には、こんな出来事が起きて今に至るんだね!

ぽん太

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maru

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

maru

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メディアの編集者&ライター。
「雑学を知ることで世界の視点が広がる」をテーマに、クセになる世界雑学を発信しています。

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