世界の面白い食文化

パリの独特な雰囲気を持つ本屋おすすめ5選をご紹介!

8 min

パリに旅行や留学をした時に、

  • 気軽に行ける本屋はあるかな?
  • 珍しい本が置いてる老舗に行きたい

などと考えても、なかなか行き先の本屋を決められない時がありますよね。

この記事では、パリに行った時に訪れたい本屋についてご紹介しているので参考にしてみてください。

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各お店の情報と特徴を合わせてご紹介していきます。

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の店内
ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の店内

□ お店の基本情報

店名: ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)

面積: 230(m2)

規模: 25,000冊

創業: 2009年

分野: 文芸、現代アート、デザイン、建築、写真、児童書

業態: 複合文化施設内のセレクト書店+イベントスペース

パリで一番新しいアートセンター「104」(サンキャトル)は、「文化施設の少ない19区に、パリ市民が21世紀の文化や芸術に触れられる場を」という狙いで作られました。

地域密着型の本屋さんとして、大人や子どもに愛されています。

104(サンキャトル)は、約35,000(m2)の巨大な建物に、複数の劇場や展覧会場、オープンスペース、子どもの遊び場を備えます。

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の棚
ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の棚

店には、アート・文学・子供の3つの柱があります。

セレクトは、表紙のデザインも重視していることから、表紙を見て購入されることも多いといいます。

子ども向けには本のなかにはCDやDVD、おもちゃなどを揃えています。

イベント開催や人と本との触れ合いを大事にしている

オーナー・店長 ヤニック・ビュルタン

オーナーである店長(ヤニック・ビュルタン氏)は、

書店が生き残るためには存在価値を発揮することが必要です。
そのためには、
- 本との触れ合い
- 人同士の触れ合いの場
になる必要があります。

そのため、本の品揃えだけでなく、イベントの開催や、素敵なインテリアの居心地のいい店にすることがとても大事です。

と述べています。

オーナーのこだわりで子どもから大人に愛される本屋さんとして、人気を博しているのかもしれませんね。

パリに行った時は、是非訪れて見てください!

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)のフロント
ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)のフロント

お問い合わせ(Contact)📮

住所: Le Merle Moqueur – Librairie du 104

tel: +33 (0)1 40 38 85 65

HP: https://www.lemerlemoqueur.fr/

mail: librairiedu104@orange.fr

営業時間: 火〜日 11:00〜20:00

定休日: 月休

フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)

フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)の正面
フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)の正面

□ お店の基本情報

店名: フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)

面積: 65(m2)

規模: 5,000冊

創業: 1989年(現在の店舗は2001年〜)

分野: アーティストが制作した本、限定版アート・ブック、古書など

業態: 独立系アート専門書店(新本、古書)+アート・ギャラリー

マレのピカソ美術館に程近い閑散な通りにある書店。

現在、書店主を務めるフロランスさんの実父、アレクサンドル・ロエヴィさん(1906〜1995)です。

作家や芸術家が多数暮らしていたパリ6区のサンジェルマン、セーヌ通りに美術書店兼アート・ギャラリーを経営していました。

1980年、18歳のフロランスさんは父の仕事を手伝い始め、アートブックの世界に本格的に足を踏み入れます。

89年に、大学で美術史を学び、ニューヨークで現代のアーティストによる本を扱う書店「プリンティッド・マター」で働きました。

ここで、フロランスさんは

「自分の世代のアートブックを売る店をつくる」

ことを決意して、パリ南部の14区に店を開きました。

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の本
フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)の本

開店直後は、世界で初めて主要な表現手段として本を選んだアーティストであるM・C ・エッシャーのアートブックが店の目玉でした。

しかし、客足が伸びなかったためにアート・ギャラリーの多いマレに移転しました。(2001年)

アーティストによる本の魅力が詰まっている

ル・メルル・モケールサンキャトル店(Le Merle Moqueur)の本棚
フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)の本棚

フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ(Florence Loewy)に置く本は、アーティストからの買い入れや、オークションや収集家からの買取で入手します。

店を支える顧客は、

  • 個人のコレクター
  • 美術館
  • 図書館
  • 美術学校

などが挙げられます。

また、店内のギャラリー・スペースでは、若手アーティストが本を作った時にそれを紹介する個展を開くイベントなども行っています。

アートブックの魅力を様々な角度で引き出そうとしている工夫が、随所に見られます。

アート専門書店などを探している方は、是非訪れてみてください。

お問い合わせ(Contact) 📮

tel: +33 (0)1 44 78 98 45

HP: http://www.florenceloewy.com/

mail: info@florenceloewy.com

営業時間: 火〜土 14:00〜19:00

定休日: 月休

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)
ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)の店内

□ お店の基本情報

店名: ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)

面積: 40(m2)

規模: 3,000冊

創業: 1997年

分野: 文芸・哲学の古典と新本、料理、エコ関連の本とDVD

業態: 独立系セレクト書店+ワイン・バー+アートギャラリー

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)は、パリらしいレトロな空間が広がります。

温かみのある電球で照らされた書棚が店の主役です。

カウンターでワインを飲みながらも話題は自然と本のことについて話してみたくなってしまいます。

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)のカウンター
ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)のカウンター

店名の「オルタンス」は、フランスの女性の名前で「庭師」を意味するラテン語に由来しています。

オーナーのグザビエ・ドナミュールさんの「フェミニンでエレガントな場所にしたい」という願いが込められています。

さらに「文学も、ワインも、農業も、フランスの大切な文化。そのすべての意識向上を図りたい」という思いを象徴する店名でもあります。

ワインと読書を楽しみたい方にはうってつけのお店です

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)の店長(グザビエ・ドナミュール氏)
ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)の店長(グザビエ・ドナミュール氏)

オーナーのドナミュールさんは、パリではちょっとした有名人です。

この店の近くにある、

  • 「ル・プチ・フェール・デュ・シュヴァル」(カフェ☕️)
  • 「ル・フィロゾフ」(カフェ☕️)
  • 「レトワール・マンカント」(バー🍷)

を経営していて、いずれも個性的な店作で知られています。

そんなドナミュールさんは、

学生時代、アルバイトでウェイターをしていた頃「夜仕事が終わってから本屋に行けたらいいのに」と思っていました。それに、僕はワインが大好き。「週末や夜遅くまで働く人たちの憩いの場となるような店を」という思いを込めて、このお店を始めました。

店はフランスでは珍しく、日曜日も、クリスマス当日も、年末年始も、年中無休でオープンしています。読書には静けさが必要です。そのため、このお店でワインを飲みながら本を読んでもらおうなどとは考えていません。

お客さんは、友人や家族とワインを飲み、おしゃべりをしにくる人がほとんどです。その時居合わせた初対面のお客さん同士や店員とのあいだで会話が弾むこともよくあります。

このお店なら、普通の本屋なら見落としていたかもしれない本を手にとって読んでみたくなるかもしれません。

と述べています。

パリに留学したときや旅行で訪れて「夜まで営業して本屋はないかな?」と探している方は是非訪れて見てくださいね。

ラ・ベル・オルタンス(La Belle Hortense)の本棚

お問い合わせ(Contact) 📮

tel: +33 (0)1 48 04 71 60

HP: http://www.cafeine.com/

mail: xavier@cafeine.com

営業時間: 火〜土 17:00〜深夜2:00 / 日 14:00〜深夜2:00

ジョルダン書店(Librairie des jardins)

ジョルダン書店(Librairie des jardins)
ジョルダン書店(Librairie des jardins)

□ お店の基本情報

店名: ジョルダン書店(Librairie des jardins)

面積: 90(m2)

規模: 4,500冊

創業: 1996年

分野: 園芸、庭園、植物に関する実用書、写真、文芸、絵本

業態: 官営の庭園専門書店

パリで最も歴史のあるチュイルリー公園の一角。

庭園にある、庭園のための「庭園の書店」には世界中から、ガーデニングのプロと愛好家がやってきます。

チュイルリー公園は、パリの中心のセーヌ川右岸沿い、コンコルド広場からルーブル美術館まで延びる市内最大の公園です。

チュイルリー宮殿の庭園でも知られるルイ14世お抱えの造園家であり、アンドレ・ルノートルの設計による典型的なフランス式庭園で、噴水や散歩道が整然と並びます。

やがて、一般に開放され、18世紀にカフェやキオスクが立ち並び、パリ市民の憩いの場となりました。

パリ最古となる歴史のある公園のなかに、庭園に関する専門書店を開くことを決めたのは、公園を管理するフランスの国有建造物センターです。

文化省の監督のもと、フランス全土で国が所有する歴史建造物や遺跡などの保護、修復、運営にあたっています。

90年代、フランスで園芸ブームが起きたことを背景に、フランス文化の重要な要素として庭園を紹介する書店を設けるべきだと判断しました。

こうして、ジョルダン書店(Librairie des jardins)は書店は作られます。

ジョルダン書店(Librairie des jardins)の本
ジョルダン書店(Librairie des jardins)の本

世界各国からガーデニングの愛好家が訪れる

ジョルダン書店(Librairie des jardins)の本棚

開店当時、店はあまり話題になりませんでした。

しかし、公園を散歩していて偶然に店を見つけた人々の口コミで評判の書店へと成長します。

一般の書店では見つかりにくい専門書から、花や家庭菜園に関する一般向けの実用書、絵本まで庭に関係するありとあらゆる本が置いてあります。

園芸家や庭師など、プロの間にも利用者が多いことが特徴です。

そのほかのお得意さんは、ガーデニングの愛好家やアパート暮らしで庭に憧れている人など。

外国から、パリに来るたびに必ず足を運ぶファンも少なくないといいます。

ジョルダン書店(Librairie des jardins)_staff
ジョルダン書店(Librairie des jardins)のスタッフ

ジョルダン書店の店員であるセシル・ギシャールさんは、

書店はルーブル美術館の所有。
私たちはフランス文化省に所属する公務員で、スタッフ全員が庭に関する専門知識の持ち主です。
庭園はフランス文化の重要な一部であり、それを人々に伝えるのが私たちの役割です。

このお店の仕事で一番嬉しいのは、お客さんとの触れ合いです。遠くからわざわざきてくれるお客さんもいれば、外国人観光客で偶然通りかかった人もいます。

たまたま、店に入って来る人たちも、チュイルリー公園に散歩に来る人たちですから私と同じように庭や植物が好きなことが多くて話が弾みます。

日本やブラジルのガーデニング愛好家と話ができる機会なんて、そうそうないチャンスですよね。

と述べています。

ガーデニングや庭園に関する専門書が欲しい方は是非訪れてみてください。

お問い合わせ(Contact) 📮

tel: +33 (0)1 42 60 61 61

HP: http://www.louvre.fr/

mail: francoise.simon@louvre.fr

営業時間: 月〜日 10:00〜19:00

パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)

パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)
パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)

□ お店の基本情報

店名: パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)

面積: 95(m2)

規模: 2,500冊

創業: 2002年

分野: 現代アート、グラフィック・アート、建築、写真、美術批評、デザイン、モード、DVD

業態: 美術館内のアート専門書店

パレ・ド・ドーキョ書店は、パリ最先端のアート書店です。

館内は、コンクリートと古いレンガの壁に囲まれています。

高い天井を見上げると配線やパイプが剥き出しのまま。

まるでいつまでも工事中のような印象を与えるインテリアは、現在進行形の現代アートを紹介する美術館にふさわしいです。

パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)の平積みにされた本
パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)の平積みにされた本

それほど開くないスペースだが本の見やすさを重視し、新刊書を中心に平積みを多くしています。

本が並ぶテーブルの脇に、さりげなく置かれた机がレジ。開かれたスペースは、本屋さんというより本の展覧会場のような雰囲気を纏っています。

ここでしか買えないグラフィック関連の本も

パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)の本棚

パレ・ド・ドーキョ書店がとりわけ力を入れているテーマがグラフィック関連で、学生の利用も多いため開店当時から置いているロングセラーもあります。

世界のグラフィティ・アーティストの本など、パリではここでしか買えないひとひねりしたユニークなヴィジュアル・ブックも。

さらに、アート関連全般のなかで最先端の本をプラスして、流行に敏感な若者の需要にも応えています。

パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)のフロント
パレ・ド・ドーキョ書店(Librairie du Palais de Tokyo)のフロント

書店の奥の壁一面では、世界中から有名・無名の出版社のアート雑誌を厳選したセレクトで置いています。

スクリーンでは店に置いてあるアート関連のDVDを流していて、これに惹かれて店内に入ってくる人も多いといいます。

お問い合わせ(Contact) 📮

tel: +33 (0)1 49 52 02 04

HP: http://www.palaisdetokyo.com/

mail: lalibrairie@palasidetokyo.com

営業時間: 火〜日 12:00〜0:00

まとめ|パリはこだわりを持っている本屋が豊富

さいごにパリの本屋についてまとめました。

  • ル・メルル・モケールサンキャトル店は、地域密着型の本屋として幅広い人から愛されている
  • フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツは、アートブックの魅力を様々な角度から引き出している
  • ラ・ベル・オルタンスは、ワインを飲みながら本を楽しむことのできる隠れ家のような本屋さん
  • ジョルダン書店は、世界各国のガーデニング愛好家から好まれている
  • パレ・ド・ドーキョ書店は、パリ最先端のアート書店

素敵な本屋さんが数多くありますので、是非訪れてみて下さい。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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メディアの編集者&ライター。
「雑学を知ることで世界の視点が広がる」をテーマに、クセになる世界雑学を発信しています。

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